創ったひと

はじめに:
この森に出会ってから

この物語は、誰かのためではなく、ぼく自身の
“光”を思い出すために生まれました。

長いあいだ、ぼくの心の森には
うっすらとした影がありました。

なぜか苦しかったり、
理由もなくやる気が出なかったり。

なのにうまく言葉にできず、
「自分の努力が足りないせいかもしれない」と、

心のどこかで責めていた時期もありました。

何かが足りない気がして、
もっと学ばなきゃ、もっと稼がなきゃ、
誰かに認められなきゃって。

外にばかり答えを求めて、
内側の声は

どんどん遠のいていったように思います。

でも、本当はずっと、

「そうじゃない何か」が、
自分の内側で静かに息づいていた。


その感覚だけは、
不思議と消えることはありませんでした。

それが“魂のひかり”だったのだと、
今なら思えます。


そしてこの森の物語は、
その光を取り戻していく旅の途中にあります。

現実のぼくは、
「やま」という名前で活動している人間です。


元々は料理人として
17年ほどホテルでフレンチを作っていました。


でもある時、「このままでいいのかな」と、
心の奥からふいに声がしたんです。

そこから、

ぼくの人生は少しずつシフトし始めました。


いまは“心とお金の専門家”として
個人の内面と向き合いながら

生き方や働き方を整える
お手伝いをしています。

メンタルの浮き沈み、
人生の転機、仕事の不安、
人との距離感。

ぼくもたくさん迷って、転んで、
壁にぶつかってきました。


でも、それは”ぼく”のせい”ではなくて、


心の中にある森や宇宙、
そして“魂根(こんこん)”が

うまく働けなかっただけなんだと、
今ではやっと言えるようになりました。

この世界観と出会ったとき、
ぼくの中に眠っていた“光”が

すこしずつ動きはじめました。


この森を描くことは
自分自身との静かな対話であり、

ひかりの再発見でもありました。

amay(アメイ)は
“やま”を反転させた名前でもあります笑。


でもそれはただの語呂合わせではなく
ぼくの中ではずっと

「宇宙の中心」
「すべてを包む愛と光の存在」
として、

感覚的に存在してきました。

目には見えないけれど、

やさしくて、おおきくて、あたたかい。

それはまるで、
自分の内側から響いてくるような存在感です。

このプロジェクトで描いた
森、魂根(こんこん)、かげりたち。

それらは、ぼく自身の心の中に

かつて確かにあったものです。

でも、同じようにきっと、

“あなた”の中にも、その森はあります。

“あなた”の森にも、こんこんがいて、

きっと今も光を探している。

ぼくが自分の中のひかりを思い出せたように、

あなたも、きっと大丈夫。

そんな想いを込めて、
この世界を届けています。

もし、今のあなたが
少しでも迷っていたり、

自分を責めたり、

頑張っても報われない感覚があるなら。


それはあなたが悪いのではなく、

ただ“自分の森の構造”を
まだ知らないだけなのかもしれません。

森の中に、魂根(こんこん)がいて。

そのこんこんが、
あなたの魂の光の原点になっていて。

そのひかりが、どんな風に歪み、
どこで影に覆われているのか。

それをやさしく見つけていくことで
また少しずつ、自由になっていく。

あなたの魂のひかりを見つける
最初の入り口として。


このコンテンツが
なにか小さなきっかけになれば嬉しいです。

あたらしい光が、静かに芽を出しますように。

心をこめて。

やまより