森って、なんのこと?

「森って、つまり何を表してるんですか?」

公開前に見せた方からの質問で、
あ、たしかに…って思いました。

たしかに、

一般的には“森”って自然の場所のことだし、

ぼく自身も最初は
「雰囲気的にいいかな」
くらいで使っていました。

でも、

少しずつこの世界観が深まってくる中で、

「森」という言葉は、
次第に“心の奥にある場所”として、

はっきりと感じられるようになってきたんです。

たとえば、
自分でもよく分からないモヤモヤがあるとき。


表面上はうまくやってるし、
特に問題もないはずなのに、

夜ふとひとりになった瞬間にだけ
静かに沈むような感覚。

…あれ、きっと「森」の声なんですよね。

この森には、まだ言葉になっていない想いや、

忘れていた記憶、抑えてきた感情、

そして何より、

“ほんとうの自分”に近い何かが
眠っていると思っています。

それが“魂根(こんこん)”と
つながる場所であり、

同時に“かげり”が生まれる場所でもある。

光があれば影ができるように、
わたしたちの心にも、
明るさと同じくらいの繊細さや暗がりがある。

だからこそ、何かうまくいかないときに、

「自分がダメだからだ」

と責めるんじゃなくて、


「森に何が起きてるんだろう?」

って優しくのぞいてみる視点が
あってもいいと思うんです。

ぼく自身も、かつて

森の奥に踏み込むのが
怖かったときがありました。


でも、そこにはちゃんと
“ひかり”もあったんです。


誰にも見せていなかっただけで
ずっとそこにあった。

いま、あなたの森には

どんな光が息づいていますか?

たとえ小さくても、
それはかならず “ある” と、

ぼくは信じています。

今日も森に、ひかりが灯りますように。

応援しています^^